初産の方へ(人生で初めての出産)

人生初めてのお産(初産)には、何かと不安が伴うものです。中でも最も大きいのは「赤ちゃんを無事に産めるだろうか」という不安ではないかと思います。

「赤ちゃんを無事に産むこと」この中には、いろいろな意味が含まれています。
「長い妊娠期間をうまく過ごせるだろうか」、「陣痛に耐えることができるだろうか」、「赤ちゃんが健康に生まれてくるだろうか」、等々。

当院では、こうした患者さまの不安に寄り添い、必要な医療や情報を個別に提供していきます。

「長い妊娠期間をうまく過ごせるだろうか」この不安に対して、当院では、医師の診察の前に、経験豊富なスタッフが話を伺い、疑問点や問題点を明確にしていきます。その場で解決できる場合も少なくありません。
医師の前に出ると緊張してしまって頭が真っ白になってしまい、聞きたいことも忘れてしまうという患者さまも少なくありません。

当院では医師の診察の前にスタッフと話をしてもらいますので、気軽に聞きやすい雰囲気があります。聞きやすい雰囲気ですので、日々の生活の中でわからないことや不安に感じることを率直に質問して、すっきりした気持ちで妊娠生活を送ることができます 。

「陣痛に耐えることができるだろうか」この不安に対して、当院では、ご希望の患者さまに麻酔分娩を実施しています。麻酔なしの通常分娩も可能ですが、途中で痛みに耐えられなくなったときは、その時点で麻酔分娩に切り替えることができます。

院長の古市は、分娩件数が日本トップクラス(5位以内)の病院で、麻酔分娩をほかの医師たちに教える指導役、医師に指導する医師として活動しておりました。

「赤ちゃんが健康に生まれてくるだろうか」この不安に対して、当院では、ご希望の患者さまに妊娠中の出生前検査(クアトロ検査、羊水検査)を実施しております。また、分娩中も必要に応じて24時間フルモニターを実施して胎児の健康状態を把握していきますので、何か異変があればすぐに対応することができます。

その他、さまざまな疑問点や問題点があるかと思いますが、スタッフや医師にお気軽にお尋ねください。

ただし、当院での出産をご希望いただきましたとしても、
出産に伴うリスクから、
当院体制ではお受け出来兼ねることがございます。

当院が考えるリスクをいくつかお示しします。

当院の考えるリスク(初産)

また、すでにお子さまがいる経産婦の方と比較して、初産の患者さまは帝王切開率が高いことが知られています。一度帝王切開を受けると、原則としてその後のお産はすべて帝王切開になります。
したがって、初産をしっかりと腟から産んでおくことが、その後のお産を楽にするためにも非常に大切です。

当院では、帝王切開しなくて済むようにさまざまな取り組みを行っており、多くの患者さまに喜ばれております。
詳しくは、「帝王切開を受けたくない方へ」をご覧ください。

当院は、初産の妊婦さまを心から歓迎いたします。
ご来院をお待ちいたしております。