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他院と何が違うのか、一言でご説明するのは難しいですが、当院は、目に見える表面的なことよりも、むしろ、患者さまから通常は見えない裏側にこそ、こだわりをもって取り組んでいるのはたしかです。

たとえば、豪華な内装や院内サロンのようなものは当院にはございません。一見すると、当院はどちらかといえば地味かもしれません。しかし、たとえば母乳の分泌を良くしたり乳腺炎等の痛みを取り除いたりする「乳房ケア」は、時間がかかるのに利益が乏しいため、多くの医療機関が実施を嫌がります。しかし、当院では、他院でご出産の患者さまであっても受け入れて乳房ケアを提供しております。経営効率を優先する経営者から見れば、なんと馬鹿なことをしているのだろう、とお感じになるかもしれません。

また、当院は土日も平日と同じように外来診療をしております。日曜や祝日にはたいてい院外薬局は閉まっておりますので患者さまはお薬を平日のようにお受け取りになることができませんが、当院では、かゆみや痛みといった、すぐに除去したい症状に対応するお薬は、院内処方できるように工夫しています。

「そんなことは当たり前だ」とお思いになるかもしれませんが、お薬の保管や院内で処方するための労力というのは意外と大きいものです。理解のある職員が居なければ、なかなかできないことです。

お薬そのものについても、効果が同一ならば後発品ジェネリックのお薬を処方することにより、患者さまの出費が少なくなるよう努めています。

医療安全面についても、これまで当たり前のように行われてきた多くの面にも、「なぜそれが必要?どうしてそうするのか?」と、あらためて考え直し、再構築しました。

たとえば、消毒薬の種類や使い方などを考え直すことにより、無痛分娩後や手術後に時々生じる下肢の異常感覚や違和感の発生をほとんどゼロにすることができました。あるいは、従来よりもお産の科学的側面に着目して妊娠管理と分娩管理を行うことにより、骨盤位症例がずいぶん減ったためその分の帝王切開が減り、また、分娩中の胎児異常徴候の発生も非常に少なくなり、安定したお産ができるようになりました。

こうした一つひとつの工夫に派手さはお感じにならないかと思いますが、しかしながら、こうした小さな積み重ねが、のちのち大きな違いを生むことを我々は実感を持って感じています。

このように、私どもは、むしろ、患者さまが気付かないようなところにこそ、誠意と情熱を持って取り組んでいます。そうしたところにこそ、医療の安全性向上の本質があるのだと考えているからです。この考え方に立っているからこそ、「誰にもわからないから適当でいい」という職員は当院には一人もいません。

このような取り組みが功を奏したためでしょうか、最近は、今までよりも患者さまからの当院への信頼が増しているのを肌で感じ取れるまでになっています。

これからも、医師、助産師、看護師、医療事務、調理師、検査技師が職域の垣根を超えて協力し、質の高い医療を患者さまにご提供できるよう日々取り組んでまいります。

こうした私どもの活動や取り組みにご賛同とご理解をいただける方からの取材のお申込みであれば、ない時間も割いて喜んでお受け致します。